2025年6月、多くのドラマファンが待ち焦がれた大人気ドラマ『VIVANT』の続編が、ついに2026年のTBS系日曜劇場枠で放送されることが決定しました。
シーズン1の最終回は、まさに怒涛の展開と衝撃的なラストで私たち視聴者の度肝を抜きました。
その興奮冷めやらぬ中で続編の報を聞くと、「そういえば、あの最終回って結局どうなったんだっけ?」「主人公・乃木憂助の壮絶な旅路をもう一度おさらいしたい!」と、そんな風に感じている方も少なくないのではないでしょうか。

この記事では、『VIVANT』シーズン1の最終回で何が起こったのか、その衝撃の結末や未回収の伏線を徹底的にネタバレ解説し、ドラマ全体のあらすじを振り返っていきます。
- VIVANTシーズン1の基本情報と豪華キャスト
- シーズン1の視聴方法と社会現象となった反響
- 続編の制作決定と2026年放送予定
- 前作最終回から直結する続編のストーリー
- シーズン1に残された未回収の伏線と続編への期待
全てが繋がる!?「VIVANT」最終回のネタバレとあらすじ、続編決定の裏側


まさかの続編決定!あの興奮をもう一度!
『VIVANT』が、2026年にTBS系日曜劇場枠で続編が放送されることが正式に発表されました。
主演の堺雅人さんと原作・演出の福澤克雄監督が再びタッグを組むことが決定しており、これはもう、期待するなという方が無理な話ですよね。
堺雅人さん自身も、続編決定の知らせを受けた際には「ようやく始まった」と感じたそうで、前作の終わり方から「次が絶対にある」と確信していたと語っています。

この熱量がまた作品に注ぎ込まれると思うと、楽しみでしかたがありません。
続編のストーリーは、前作の最終回のラストシーンから直結して始まるとのこと。さらに、今回も海外ロケが敢行される予定で、福澤監督は「親日国だが日本人があまり知らない場所」が舞台になると示唆しています。
堺さんもすでにその国のパビリオンを万博で見てきたと明かしていて、今からめっちゃ楽しみで仕方がないと言っています。
そして、今回の続編発表では、赤坂サカス広場に設置された『VIVANT』の赤いモニュメントも注目を集めました。前作では「VIVANT」の文字が並んでいたのですが、今回公開されたモニュメントでは「T」の文字だけが倒れており、その周りには岩のようなものが置かれていました。
これは、物語の核となるテロ組織「テント」の「T」、そしてそのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)を象徴しているとされており、スタジオからも驚きの声が上がったほどです。
ベキの安否や組織の動向について、SNS上では早くも考察が加速しています。正直、この匂わせ方がマジでずるいですよね!
壮大な冒険の始まり!『VIVANT』シーズン1のあらすじ
『VIVANT』は、2023年7月期にTBS系日曜劇場枠で放送された、完全オリジナルのアドベンチャー・サスペンスドラマです。従来の日本のドラマの常識を超えたスケールで制作され、その謎めいた展開が多くの視聴者を釘付けにしました。
物語は、大手商社「丸菱商事」のエリート社員である主人公・乃木憂助(堺雅人)が、中央アジアのバルカ共和国で発生した1億ドル(当時は130億円)の誤送金事件の解決のため、現地へと向かうところから幕を開けます。
しかし、この誤送金事件は単なる偶然ではなく、乃木を巻き込む壮大な陰謀の伏線でした。
現地で乃木は、公安警察の野崎守(阿部寛)と、医師の柚木薫(二階堂ふみ)と出会います。
この出会いをきっかけに、乃木は誤送金事件の背後に潜む国際テロ組織「テント」の存在、そしてそのリーダーが、生き別れた実の父親であるノゴーン・ベキ(役所広司)だという残酷な事実に直面していくことになります。
さらに物語が進むにつれて、乃木自身が実は、自衛隊直轄の非公認諜報組織「別班(べっばん)」の一員であることが明らかになります。これにより、公安、国際テロ、そして家族の絆という複数のテーマが複雑に絡み合い、壮大なストーリーが展開されました。

筆者の意見では、放送前にストーリーや役柄が一切明かされなかったこと、そしてモンゴルでの2ヶ月半に及ぶ大規模な海外ロケが行われたことが、このドラマの成功の大きな要因だったと感じています。
視聴者は毎週、次に何が起こるのか、誰が敵で誰が味方なのか、息をのんで見守っていました。特に、乃木の多重人格(二重人格)「F」の存在は、彼の行動原理や内面の葛藤を深く掘り下げ、物語に心理的な深みを与えていましたね。
予測不能な結末へ!『VIVANT』最終回の衝撃と伏線回収
『VIVANT』の最終回は、2023年9月17日に放送されました。この79分間の拡大スペシャルは、まさに「どんでん返し」の連続で、最後まで視聴者を翻弄しました。
最終話では、乃木(堺雅人)が「別班の任務としてここに来た」と告白したにもかかわらず、ベキ(役所広司)が乃木に刀を振り下ろす先は、彼を縛っていた縄でした。
これにより、乃木と黒須(松坂桃李)は解放され、乃木は別班としてテントに協力を申し出ます。
乃木は、テントがフローライト(地下資源)の採掘権を得て莫大な利益を上げれば、テロや犯罪行為をせずとも孤児たちを救う資金を得られると考え、それがひいては日本を守ることにもつながると判断したからです。

この「父子の和解」にも似た展開には正直ホッとしました。
しかし、物語はこれで終わりませんでした。
採掘権を巡る交渉の最中、ノコル(二宮和也)の親友であるゴビ(馬場徹)が裏切っており、バルカ共和国の外務大臣ワニズ(河内大和)と手を組んでいたことが判明します。
これに対抗するため、乃木はベキとテント幹部2名の身柄を公安に引き渡すことを条件に、野崎(阿部寛)に協力を依頼。野崎の見事な裏工作と、日本大使・西岡(檀れい)の寝返りにより、交渉はテント側に有利な形で終結します。
テントは解体され、ベキ、バトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)は公安に拘束され日本へ送致されることになります。これで一件落着かと思いきや、衝撃の展開が訪れます。
日本に到着した彼らは、実はテントのモニターだった公安刑事・新庄浩太郎(竜星涼)の手引きにより脱走するのです。
「新庄が!?まさか!」
彼の序盤からの「へっぽこぶり」は伏線だったというのだから、制作陣のマジックはすごいです。
ベキの真の目的は、かつてバルカで自分と家族を見捨てた元公安部外事課課長、現在の内閣官房副長官である上原史郎(橋爪功)への復讐でした。乃木はこれを阻止すべく上原邸に急行し、父子対決が繰り広げられます。
ベキは「お前に父親の俺は撃てない」と挑発しますが、乃木は日本という「国」を守る別班としての使命を優先し、ベキ、バトラカ、ピヨの3人を狙撃します。
ここでさらに衝撃的な事実が判明します。撃たれた彼らの銃には弾が入っておらず、最初から死ぬつもりだったのです。
乃木がノコルにこの事実を報告すると、ノコルは涙ながらに「ありがとう…兄さん」と告げ、乃木を兄と認めました。このシーンは、多くの視聴者が「エモすぎる!」「涙腺が決壊した」と感動したポイントでした。
最終的に、上原邸は火事で炎上し、ベキら3名の遺体は「煤(すす)同然」として処理されます。そして乃木は、彼を待つ薫とジャミーンのもとへ帰還し、感動の再会を果たします。
しかし、物語はここで完全に終わりではありませんでした。乃木が帰宅した際、神社の祠に「別班饅頭(べっぱんまんじゅう)」がお供えされているのを発見します。
これは別班からの次の任務を告げるサインであり、乃木の冒険がまだ続くことを示唆して、ドラマは幕を閉じました。

筆者もこの饅頭を見て、「マジか、続編あるのか!?」と興奮した一人です。
衝撃展開!「VIVANT」最終回ネタバレあらすじと続編決定への伏線
最終回が残した数々の“謎”と未回収の伏線:続編への期待
『VIVANT』の最終回は多くの伏線を回収しましたが、同時に多くの未回収の謎も残しました。これらの謎こそが、続編への期待を最高潮に高める要因となっています。
以下に、視聴者の間で特に話題になった未回収の伏線と謎をまとめます。
ノゴーン・ベキは本当に死んだのか?
乃木に撃たれたベキですが、その銃には弾が込められていませんでした。
また、乃木がノコルに伝えた言葉「皇天親無く惟徳を是輔く(こうてんしんなく、ただとくをこれたすく)」(天は特別親しい人を作らず公平で、徳を積むものを助ける)という言葉は、ベキが徳を積んだ人物であることから、彼が生存していることを示唆しているのではないか、と考察されています。
さらに、乃木が別班メンバーを撃った際、急所を外して生かしていたことから、乃木の腕ならベキも生かせるのではないかという推測もなされています。ベキやバトラカ、ピヨの遺体も「煤(すす)同然」とされただけで、直接的な確認はされていません。

この「煤同然」という表現は、実は彼らが生きていることの遠回しな表現だと信じたいですね。
また、ベキが頭を抑える仕草が乃木の二重人格「F」が入れ替わる動作と似ていることから、ベキ自身も多重人格である可能性も指摘されています。これがもし本当なら、物語にさらに深い心理戦が加わることになるでしょう。
野崎守の「悪」の顔とは?
公安の野崎守(阿部寛)は、ジャミーン(ナンディン・エルデネ・ホンゴルズル)が最後まで彼に懐かなかったことで、「善悪を見抜く」能力を持つジャミーンが野崎に何かを感じ取っていたのではないかという疑問が残っています。
最終回のラストシーンで野崎が意味ありげにニヤリと笑う姿も描かれ、「公安という表向きの顔だけでなく、裏の“悪”の顔があるのか?」という考察が続いています。

彼のあの笑顔はただの善意だけではなさそうですよね。
柚木薫(二階堂ふみ)の本当の役割と伏線
薫は乃木の初めて愛した人として描かれました。
ドラマのキービジュアルで彼女にかけられた「I」の文字や、第1話でバルカ共和国に渡った乃木の前に2度現れた赤いロングコートの女性の存在など、単なる医師以上の役割があるのではないかと多くの伏線が張られていました。
最終回ではこれらの伏線が回収されなかったため、彼女がインターポールの一員であるなど、何らかの秘密を抱えているのではないかという憶測が依然として存在します。

筆者は、彼女の存在が単なるロマンスに終わるはずがないと思っています。
他のテントのモニターは?
最終回で新庄浩太郎(竜星涼)がテントのモニターであることが判明しましたが、太田(飯沼愛)がハッキングした通信履歴には「JAPAN」と書かれたIDが三つあり、一つは新庄のものでした。
ですが、残り二人のモニターは誰なのかは未だ不明です。続編で彼らが暗躍する可能性は十分にありますね。
別班の残りメンバーは?
ドラマのオリジナル商品「別班饅頭」は、テントのマーク1個を「別班」の焼き印が入った饅頭8個が囲むセットになっていました。
これは、乃木、黒須(松坂桃李)、乃木に撃たれた4人以外にあと2人の別班メンバーがいることを示唆していると話題になりました。彼らが誰なのか、続編で明らかになるか注目です。
長野利彦専務(小日向文世)はただの不倫上司だったのか?
丸菱商事の長野専務は、登場当初から「別班説」「黒幕説」「乃木を救ったジャーナリスト説」など、様々な考察の的となっていました。
しかし最終回では、天才ハッカーの太田との不倫関係が描かれただけで、彼の裏の顔は一切明かされませんでした。
多くの視聴者が「あれだけで終わるのは絶対にもったいない」と感じていることから、彼の存在も続編に持ち越された大きな伏線の一つと言えるでしょう。筆者も彼の「悪い顔」を期待していました。
黒須駿(松坂桃李)の守り刀の意味は?
乃木が帰国前に自身の守り刀を別班の仲間である黒須に託しました。これは乃木からの信頼の証しと捉えられますが、「乃木が絶対に戻ってくる証しではないか」という深読みもされています。
また、黒須がバルカに取り残されたままなので、彼のその後も気になるところです。乃木の狙撃をかわして肩を負傷した彼が、表の顔でも優秀な資源開発の専門家であることも判明しています。

彼のスピンオフも見てみたいくらいです!
130億円の誤送金事件の最終的な行方は?
物語の発端となった130億円の誤送金事件ですが、最終的にこの大金がどうなったのか、回収されたのかどうかは明確に描かれていません。この点も、今後の展開で触れられる可能性がありますね。
これらの未回収の伏線は、続編への期待を煽る絶妙な仕掛けとなっています。制作側が意図的に残した謎の数々が、再び私たちを『VIVANT』の世界へと引き込むことは間違いありません。
視聴率と社会現象:数字が物語る『VIVANT』の国内での圧倒的成功
『VIVANT』は、まさに社会現象を巻き起こしたドラマでした。その成功は、視聴率という数字にもはっきりと表れています。
『VIVANT』シーズン1 最終回の視聴率(関東地区)
- 世帯視聴率(リアルタイム): 19.6%
- 世帯視聴率(タイムシフト): 13.8%
- 世帯視聴率(総合視聴率): 29.8%
- 総合視聴率とは、リアルタイム視聴とタイムシフト視聴のいずれかでの視聴を示す指標で、複数回視聴しても1カウントとして集計されます。
最終回の世帯視聴率19.6%は、シリーズ全体の平均視聴率14.3%を大幅に上回る数字であり、このドラマへの関心の高さがうかがえます。
さらに、第1話から最終話までのタイムシフト視聴を含むテレビ放送の総視聴人数は6,000万人を超え、これは日本の人口の約半分が視聴したに等しい驚異的な数字です。

筆者もこの数字には、マジでびっくりしました。
配信サービス全盛の時代に、これほどまでに地上波リアルタイム視聴の価値を再認識させた作品は、近年稀に見る成果と言えるでしょう。
『VIVANT』の功績は、視聴率だけにとどまりません。数々の賞を受賞しています。
『VIVANT』の主な受賞歴
- 東京ドラマアウォード2024: 連続ドラマ部門グランプリ
- 第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞: 最優秀作品賞
- Yahoo!検索大賞2023: ドラマ部門1位
- 2023 第36回 小学館DIMEトレンド大賞: エンタメ・カルチャー部門金賞
- TVerアワード2023: 特別賞
- MIPCOM BUYERS’ AWARD for Japanese Drama 2023: グランプリ
特に注目すべきは、SNSでの「考察合戦」がドラマの大きな盛り上がりを牽引した点でしょう。
意図的に散りばめられた伏線や謎によって、視聴者がSNS上で活発な推理を展開し、これが「単なる“見る”から“参加する”エンターテインメント」への進化を示しました。
飯田プロデューサーも、テレビ番組だからこそ、同じ時間に同じドラマで盛り上がるという体験を多くの人が共有してくれたことが嬉しいと語っていましたね。
筆者も毎週SNSで考察班の動向をチェックするのが日課でした。
まさかの海外で“大コケ”? 国際的な評価と課題
国内で絶大な成功を収めた『VIVANT』ですが、海外での評価は、残念ながら国内の成功とは対照的な結果となりました。
2023年12月から190以上の国と地域でNetflixでの世界配信が開始されたものの、海外でトップ10入りしたのはご当地の日本と台湾のみで、その台湾でもわずか1週で圏外に落ち、「大コケ」と報じられています。

筆者としても、この結果には正直がっかりしました。
なぜこれほどまでに国内で人気を博したドラマが、海外では「無風」状態だったのでしょうか。その原因について、ネット上では様々な議論が巻き起こっています。
『VIVANT』が海外で苦戦したとされる主な要因
一方で、同時期にNetflixで配信された賀来賢人さん主演の『忍びの家 House of Ninjas』は、Netflix「週間グローバルトップ10」のテレビ・非英語部門で2位を記録し、世界16の国と地域で1位に輝くなど、海外で大成功を収めています。
これは、忍者という海外でも人気のある題材を、賀来さん自身が原案・共同エグゼクティブ・プロデューサーとして「デフォルメしたり下手に現代化させたりせず、ストレートに描くこと」を意識した結果ではないか、と分析されています。
『VIVANT』は「MIPCOM BUYERS’ AWARD for Japanese Drama 2023」でグランプリを受賞するなど、海外バイヤーからは高い評価を得ていたにもかかわらず、一般視聴者には響かなかったという点は、日本のドラマが世界市場で成功するための課題を浮き彫りにしたと言えるでしょう。

国内での爆発的な人気を考えると、この海外での結果は非常に残念ですが、この経験が今後の日本ドラマ界の海外戦略を見直すきっかけとなることを願っています。
もう一度『VIVANT』の世界へ! シーズン1の視聴方法
続編の放送は2026年とのことですが、その前に『VIVANT』シーズン1を見返して、あの興奮と謎をもう一度味わってみるのはいかがでしょうか。見逃していた伏線や、新たな発見があるかもしれませんよ。


現在、『VIVANT』シーズン1を視聴できる主なサービスは以下の通りです。
まとめ:続編決定「VIVANT」最終回、ネタバレとあらすじ
ドラマ『VIVANT』シーズン1は、2023年7月期にTBS系日曜劇場枠で放送された完全オリジナルのアドベンチャー・サスペンスドラマです。
シーズン1の最終回では、乃木がベキを撃ち、ベキらが死亡したと処理されますが、ベキの生存を示唆する描写や、乃木とノコル(二宮和也)の会話、そして乃木の自宅の祠に「別班饅頭」が置かれているラストシーンなど、続編への数々の伏線が張られました。
野崎(阿部寛)が乃木の背後に現れて見せた意味深な笑いや、薫(二階堂ふみ)の真の役割、長野専務(小日向文世)の真の思惑、新庄(竜星涼)以外の日本国内の「テント」モニターの存在など、未回収の謎が多く残されており、視聴者の間で活発な考察がなされました。
この期待に応え、続編が2026年のTBS系日曜劇場枠で放送されることが決定し、堺雅人さんの続投が発表されました。物語は前作のラストシーンから直結し、今回も「超親日国だが日本人はあまり知らない場所」での海外ロケが予定されており、さらなるスケールアップが期待されています。
前作の伏線がどのように回収され、新たな物語が展開されるのか注目されます。
- 『VIVANT』シーズン1は2023年TBS日曜劇場で放送
- 堺雅人主演、阿部寛、役所広司ら豪華キャストが共演
- モンゴルでの2ヶ月半大規模ロケを敢行した
- 最終回視聴率19.6%を記録し、社会現象となった
- 主人公乃木憂助は自衛隊直轄の非公認組織「別班」の一員
- 乃木の実父・ベキが率いるテロ組織「テント」との対峙が描かれた
- 最終回ラストで「別班饅頭」が置かれ、乃木の次の任務を示唆
- 公安の野崎の意味深な笑いなど、多くの謎が未回収
- ベキの生死についても視聴者間で考察が続いている
- 続編は2026年のTBS日曜劇場枠で放送が決定済み
- 堺雅人の続投が発表され、前作ラストから直結する物語になる
- 堺は続編台本を「神話レベル」と表現し、海外ロケも予定
原作・演出を手がけた福澤克雄監督が自身も「ラブストーリー下手」と認めているように、海外視聴者が求める「ラブ」要素が描かれなかったためではないか、と考察されています。
「日本ではスケールが大きく特別感があったが、海外ドラマと比べると普通だから注目されなかった」という意見があります。
海外の視聴者は、すでにハリウッド大作や高予算の海外ドラマで壮大なスケールの映像を見慣れているため、日本の地上波ドラマの製作規模では物足りなかった可能性があります。
「日本のドラマの中ではストーリーが新鮮だったが、海外だと珍しくない内容」「『別班』の名称や謎解きが海外の人には分かりにくい」という指摘もあります。
特に、「日本礼賛、アジア諸国を見下しているような作品が世界で受け入れられるわけない」という批判的な意見も存在し、日本の国家機関や文化に根ざした設定が、海外の視聴者には共感されにくかったのかもしれません。
2ちゃんねる開設者のひろゆき氏も、「砂丘は他国では結構あるので驚かない」「中央アジアの社長が日本人顔で日本語をしゃべる違和感」「高額でも誤送金は『会社辞めればよくね?』で命を賭ける理由がわからない」「砂漠の小屋の唐突なスタジオ撮影感」といった点を指摘しています。